ボンディングワイヤのカーボンフットプリント(CFP)

ライフサイクルにおけるボンディングワイヤ生産者としてのCFP検討範囲
上流(原材料調達)〜自社(生産)

算定におけるシナリオ

AuボンディングワイヤとEX1p(金・パラジウム被覆銅ボンディングワイヤ)のCFPについて、下記条件にて算定し比較した。

原単位:
線径20μm、長さ1000m のボンディングワイヤ
上流(原材料調達):
金属原材料(EX1pの被覆を含む)についてIDEAデータベースを用いて算定
自社(生産):
AuワイヤとEX1pの生産電力量はほぼ同等と仮定
カーボンフットプリントの比較
上流 自社
(原材料調達) (生産)
Auボンディングワイヤ 58 g-CO2eq 同等
EX1p
Au/Pd被覆
Cuボンディングワイヤ
2 g-CO2eq
参照データ: 産業技術総合研究所 IDEA Ver.3.4
算定結果: AuワイヤよりEX1pの方がCO2排出量が少ない。

日鉄マイクロメタルは、銅を主原料とするパラジウム被覆銅ワイヤを開発・実用化し、金ワイヤからパラジウム被覆銅ワイヤへの置換を推進することで、環境負荷低減に貢献しています。

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